

小瀬鵜飼についての新しい記事を更新しました!
ぜひご覧ください⇒「5/11から小瀬鵜飼が始まります ~幻想的な鵜飼の世界~」2019.3.9更新
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baisonから車を走らせること15分。岐阜県関市の小瀬地区の長良川では5月11日~10月15日まで、小瀬鵜飼が繰り広げられています。
一千年余りの歴史ある漁法「鵜飼」。期間限定の今だからこそ、鵜飼の世界に触れてみませんか。
小瀬鵜飼は人家の無い、山と川だけの大自然の中、真っ暗な闇世界で行われます。
聞こえるのは川の音と、船を漕ぐ音、鵜匠の掛声、鵜の鳴き声。
今回ブログで、昔から続く情緒あふれる世界をご紹介します。
まずは乗船場所への行き方から。
小瀬鵜飼さんの新しい駐車場ができました。
詳細記事はこちら「5/11から小瀬鵜飼が始まります ~幻想的な鵜飼の世界~」2019.3.9更新記事
乗船場所は「関遊船」(岐阜県関市小瀬76番地3)さんのすぐ近く。
アクセスは、まず国道156号線「小瀬6番町」交差点を長良川の方向へ。
直進後「小瀬北」交差点を右折。
さらに直進すると右手に「関小瀬郵便局」が見えてきますので左折。
直進後「関市上水道管理センター」の建物が見えてきますので..
右折。
少し直進して突き当り右折。
そのまま直進すると..
駐車場へ到着です。
道中、案内看板も数か所立っていますので、比較的分かり易いと思いますよ。
車を停めたら、受付と支払いを済ませましょう。(支払いはクレジットカード可能です。2018.7時点)
2階が乗船受付になっていますので、まずは2階へ。
時期によって乗船時間が異なってきますが、私が乗船した際には「18時40分頃に船着場へ行ってください」との案内を受けました。
時間になるまで、付近を散策。天気が良い日だったので、この見事な景色..。うっとりする程、綺麗です。
後ろに写っているのは、NHKテレビ小説「半分、青い。」の糸電話シーンで撮影された「鮎之瀬橋」。
まさしく小瀬鵜飼の乗船場所!
この日はお休みだったようですが中を見せて下さるとの事で、乗船事務所向かって右にある「鵜の家 足立」さんへ少しお邪魔し、大切に鵜が飼育されている貴重な場所を見させていただきました。
既に鵜は鵜籠の中で、お腹を空かせてスタンバイ中。
いざ乗船の時間。この日は「かつら丸」に5人で乗り合い。スペースにかなり余裕が有り広々。贅沢な気分でしたよ♪
少し上流の長良川の川原まで、ゆっくり移動。「ギーコ ギーコ」と船を漕ぐ音がたまりません。
連日の猛暑を忘れさせてくれる、川の涼しさ。これだけでも最高。
十分綺麗に見える長良川ですが、豪雨の影響が残っていて、これでも濁っている方なんだとか..!
長良川の川原で暗くなるのを待ちます。
待ち時間中に船上で持ち込んだお弁当・お飲み物を頂く事も可能。
船上での食事はなんとも風流です。
お弁当は うだつの上がる町並みにあります「割烹朝田屋」さんでも注文する事が出来ますよ。
当館ご宿泊のお客様で鵜飼弁当をご希望の場合は、お気軽にお声掛けください。お手配いたします。(事前予約制)
待ち時間中は、船頭さんとのトークタイムにもなります。色んな質問に丁寧に答えて下さいます。
船頭さんは色々と楽しませようとして下さってるのを、随所で感じました。Tシャツもお似合い!!カッコいい!!
船頭さんがおっしゃるには、今年7月の豪雨の影響で長良川の流れが随分を変わってしまったそう。
これまで屋形船のルートだったところも、流れが急になってしまい、ルートを少し変更せざるを得なくなったと。
自然の力を改めて感じさせられます。
辺りが暗くなってきた頃、いよいよ鵜匠さんが登場。今回は岩佐鵜匠でした。
伝統装束に身を包んだお姿が登場するやいなや、周りの空気が凛としたものに変わります。
鵜飼いの歴史や、漁法について丁寧に説明をして下さいます。
そして、いよいよ鵜飼の始まり。
川上から「ホウ、ホウ」という掛声と共に、篝火に照らされながら鵜舟が下ってきます。
現代的な照明の無い、静寂と漆黒の闇。そして篝火の灯り。
はるか古代へタイムスリップしたような錯覚に襲われます。
今回は鵜飼船1隻に対し、屋形船が2隻で平行して進みました。
途中、船頭さんがお気遣いくださり、鵜飼船へかなり寄せて下さいました!!
火の熱さを肌で感じられる程、間近で鵜飼を見ることができましたよ!!
最後は船着場で鵜の紐を解くところなどを見せていただき、なんと実際に鵜を触らせてもらう事も出来ました。
とても貴重な体験です。
今回、初めての鵜飼観覧でしたが、想像以上に素晴らしいものでした。
小瀬鵜飼で繰り広げられる幻想的な世界は、まるで映画やドラマのシーンのよう。
一千年余り続く歴史のワンシーンを目の前で見る事が出来る、贅沢と素晴らしさ。
1人でも多くの方に御覧いただきたいですし、これからも守り続けていくべき大切な日本の伝統だと感じます。
岐阜県美濃市永重町1949-1
町家 ホテル baison
0575-29-3376
~江戸から明治時代にかけて造られた商家が並ぶ「うだつの上がる町並み」~
岐阜県関市 小瀬鵜飼ブログ。アクセスなどを詳しくご紹介。
画像を多く掲載しています。