

日本三大桜の一つ「根尾谷 淡墨桜」(ねおだに うすずみざくら)をご存知でしょうか。
町家ホテルbaisonから車で45分。
樹齢1500余年を誇る孤高の桜の姿は、一生に一度は見ておきたい程の美しさ。
まだ見に行かれた事の無い方は、ぜひ立ち寄ってみませんか。
日本三大桜は国から天然記念物に指定されている3本の桜の事を指し、
根尾谷 淡墨桜の他には三春滝桜(福島県)、山高神代桜(山梨県)が有ります。
今回ご紹介する岐阜県本巣市にある根尾谷 淡墨桜は、樹高16.00m、幹回9.90mもの大木。
幹だけでも、この見応え。
淡墨桜の名称は、つぼみのときは薄いピンク、満開で白、そして散り際には薄い墨色になることから
名付けられたそうです。
品種はエドヒガン(江戸彼岸)桜。
1500年もの長い年月、生き続ける事ができているのは、弱った樹勢を若返らせる根接ぎの技術のお陰なんだそう。
多くの人々の手によって支えられてきた歴史が有ったのですね。
老木でありながら力強く生きているようで、圧倒されるような威厳さえ感じさせます。
それと同時に沢山の杖木に支えられ、やっと立っているといった感じは幹や枝を見るだけでも感動すら覚えます。
淡墨桜保護のため、木のすぐ近くまでは近寄れない様になっていますが、グルッと一周できるようになっています。
ですのでお気に入りの見え方を探しながら鑑賞するのもオススメ。
そして、この淡墨桜のちょうど隣りには、淡墨桜2世が育っています。
淡墨桜と2世が重なると、さらに華麗さが増して、時間を忘れて見とれてしまいます..。
ただただ圧巻。
見ているだけで生命のパワーをいただける様な、そんな気持ちになりますよ。
桜の開花時期には、ライトアップ(例年3月下旬~4月下旬)も行われます。
夜空の星と淡墨桜とのコラボレーションも圧巻です。
淡墨桜の周辺は淡墨公園として整備され、芝生広場になっています。
思い思いの場所に腰を下ろし、ただただ桜を眺めているだけで、心落ち着く時間が過ごせます。
公園内には「さくら資料館」も有りますので、淡墨桜の歴史に触れるのもいいですね。
公園のすぐ裏には展望台が有り、淡墨桜と能郷白山を一望できるようになっています。
まだ白い能郷白山を望むのも良いですよ。
当館からは国道156→国道418経由で45分(目安。混雑状況によって異なります)
道中は懐かしさを感じるような穏やかな風景に出会え、ところどころ開花している桜も綺麗。
市営(臨時)駐車場は公園入口に約700台分有。
駐車料金500円(普通車/2019.4現在)
県内外から多くの方が足を運ばれているのを実感しました。
▽ご参考▽
本巣市公式HP アクセス~薄墨桜~
駐車場から薄墨桜までの通りには屋台や売店があり、活気ある賑やかな雰囲気でしたよ。
ぜひ今度の春は「一本桜の美しさ」を愛でてみてはいかがでしょうか。
▽▽2022.4.2追記▽▽
淡墨桜の目の前にCafe Neoさんが2020年春オープンしました!
淡墨桜を眺めながら、ドリンクやスイーツを楽しめるとあって大人気。
カウンター席からは、この景色を楽しめます。
丁寧に淹れられたコーヒーも美味しい。
スイーツ類のメニューも充実していますよ!
淡墨桜を愛でながらカフェで寛ぐのもオススメです。
根尾谷淡墨桜
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岐阜県美濃市永重町1949-1
町家 ホテル baison
0575-29-3376
~江戸から明治時代にかけて造られた商家が並ぶ「うだつの上がる町並み」~
根尾谷 淡墨桜 (ねおだに うすずみざくら) 紹介ブログ