

中山道は昔の面影をのままを残す道も多く、往時の足跡をしのびながら歩くことができます。
特に雰囲気がそのまま残る「道」を中心に見どころスポットをご紹介します。
近くまで車で訪れ、ふらりと散策されるのも良いですよ。
【落合の石畳】
馬籠宿から落合宿間にあり、森林の中に当時の街道の雰囲気が残っています。
特に全長840mにも及ぶ石畳は見事。
埋まっていた所は掘り起こして復元されていますが、約70m分は当時のまま残っています。
【大井宿から大湫宿】
大井宿内を通る中山道は、昔どおりの長さ、幅で中山道随一といわれる六カ所もの升形が残っています。
大井宿から大湫宿間は街道そのものが幅員等全体的に往時の面影を残している貴重な区間。
未舗装の区間も比較的残っています。
この未舗装区間は、文化庁の道整備事業で修理されていますので当時の中山道がそのままの状態で保存されているんですよ。
「槙ケ根の一里塚」「西行塚」など遺構や見所も多く残っています。
【細久手宿】
奥深い山の中で、ひなびた風情が良い感じを醸し出しています。
細久手宿からから先の区間は、往時の面影を色濃く残す山の尾根道。
当時の旅人達が道中の安全を願った「秋葉坂三尊」が残っています。
【加納宿】
加納宿は中山道の宿場の中でも最大規模でした。
国の史跡にも指定されている「加納城の本丸跡」からは金華山を望むことができますので、岐阜城を眺めながら往時を思い浮かべるのも良いですね。
【赤坂宿から垂井宿】
比較的当時の雰囲気を感じられます。
「昼飯大塚古墳」「円興寺」「美濃国分寺跡」等の史跡が残っています。
先人たちの足跡を感じられる中山道。
美濃町を拠点に往時の人々や歴史に思いをはせながら、中山道を歩いてみてはいかがでしょうか。
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岐阜県美濃市永重町1949-1
町家 ホテル baison
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~江戸から明治時代にかけて造られた商家が並ぶ「うだつの上がる町並み」~
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