

町家ホテルbaisonから車で40分。
古くから航空機産業が盛んな町、各務原市に岐阜かがみがはら航空宇宙博物館があります。
各務原市は1917年には陸軍各務原飛行場が完成し、試作機の試験飛行が行われるなど歴史があるんですよ。
日本を代表する航空宇宙専門博物館をご紹介します。
到着するや否や、博物館の前には自衛隊の救難飛行艇などが展示されており圧巻の光景!
館内は主に「航空機関連」と「宇宙関連」のエリアに分かれています。
まずは航空機関連のエリアから。
展示スペースに入るや否や目の前に現れたのは「陸軍 乙式一型偵察機」サルムソン2A2。
1922年に各務原飛行場で初飛行に成功したという貴重な飛行機。各務原では300機もの機体が量産されたようですよ。
翼は羽布貼りで骨格はなんと木製!
上を見上げるとライト兄弟が1903年に飛んだ飛行機が。航空機の歴史に触れる事ができますね。
ジオラマを使った展示スペースもあり、とても分かりやすくなっています。
戦前や戦中の航空機開発についての展示もありました。三式戦闘機二型「飛燕(ひえん)」や十二試艦上戦闘機「零戦(ぜろせん)試作機」模型など。
実機展示ですので、間近で表面の質感や技術を見ることができます。
戦後の航空機開発に関する展示スペースでは、約20機もの実機が並んでおり迫力があります!一機一機ごとに機体の技術開発についての丁寧な解説がありました。
他にもシアタールームではショートムービーが上映されており、臨場感たっぷりでしたよ。
続いて宇宙関連エリア。
まず目に飛び込んでくるのはロケットの先端部分。これは「フェアリング」と呼ばれる人工衛星を守るカバーのようなもの。展示物は本物のH-IIロケット大のもので、もの凄い大きさ..!
2階の展示スペースへと進んでいきます。こちらではこれまで打ち上げられた日本を含む世界のロケット史について解説されています。
模型が展示されている他、ロケットの種類や違いについても分かりやすく解説されていましたよ。
宇宙服の展示や、国際宇宙ステーション(ISS)にある「きぼう」の貴重な実物大模型も有ります。「きぼう」は中に入ることが出来るようになっており、その大きさを実感することが出来ます。
火星探査車の模型展示などを通じ、生命の謎を探るエリアなど見ごたえ十分。
同日再入館可能ですので、歩き疲れたら併設のカフェで休憩するのもオススメ。
ミュージアムショップでは、オリジナル商品も数多く販売されており魅力的。宇宙食を購入することも出来ます。
展示を見ながら学んでいると、あっと言う間に1日経ってしまう程の充実した展示内容です。航空機や宇宙に興味をお持ちの方はもちろん、あまり興味ないと言う方でも楽しめる施設ですよ。ぜひ訪ねてみてくださいね!
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岐阜かかみがはら航空宇宙博物館
【愛称:空宙博(そらはく)】
岐阜県各務原市下切町5丁目1番地
【開館時間】
平日
午前10時から午後5時
(最終入館:午後4時30分まで)
土曜日・日曜日・祝日
午前10時から午後6時
(最終入館:午後5時30分まで)
【TEL】
058-386-8500
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岐阜県美濃市永重町1949-1
町家 ホテル baison
0575-29-3376
~江戸から明治時代にかけて造られた商家が並ぶ「うだつの上がる町並み」美濃~
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