

長良川の恵みと言えば鮎。
それも天然の鮎は別格ですよね。
そんな貴重な天然鮎にこだわった専門店、鵜匠の家 岩佐さんを今回はご紹介します。
鵜匠の家とあるように、宮内庁式部職 小瀬鵜飼 鵜匠である岩佐昌秋氏の同店は
鵜飼場を眺めながら食事を楽しむことができる点も魅力。
個室で落ち着いていただけます。
天然というだけでなく、できるだけ「鵜が捕った鮎」を提供できるよう、努められているそうです。
お料理は天然鮎づくしのフルコースのみ。
<天然鮎づくし>
突き出し(枝豆、うるり)・生大根の酢の物胡麻和え
「うるり」とはカワヨシノボリの別名。少し甘めの佃煮にしてあります。
川の恵みを楽しめますね。
天然鮎の甘露煮
まずは甘露煮でいただきます。
じっくり煮てあるので、小骨も気にせず全て頂けます。
ちなみに背が正面を向いているのは、海腹川背によるもの。
海の魚は腹を手前に盛り、川の魚は背を手前に盛るという意味だそうです。
揚げ茄子
茄子は軽やかに揚げてあり、辛子酢味噌との相性も抜群。
山芋焼き
あっさりとシンプルにいただきます。
天然鮎の塩焼き
鮎料理の王道、塩焼き。
口にした事が無い程に上品な旨味と、苦味の無い肝に感動します。
お吸い物
鮎の身も入っているお吸い物。
サラダ
大根サラダは醤油ドレッシングでいただきます。
天然鮎の魚田(ぎょでん)
鮎のみそ田楽。上にアーモンドを散らしているのが特徴。
味噌との相性も抜群。
揚げ鮎
ジューシーな仕上がりで食べ応えがあります。
鮎雑炊・香の物
鮎の旨味が効いており、鮎の身も入っています。
印象に残るこちらの鮎雑炊は、先代から50年以上続く締めの一品だそう。
水果
紅茶ゼリー(あんこ・クリームのせ)、フルーツ
十分すぎる程、鮎づくしのフルコースですが、6月迄は上記内容に天然鮎姿寿司が更に追加されますよ。
鵜匠さんの家ですので、もちろん鵜も飼われており
タイミングが合えば小屋にいる鵜を見ることも出来ますよ。
鵜飼場がすぐ近くですので、食後に小瀬鵜飼を観覧するのも良いですね。
小瀬鵜飼 紹介記事はこちら→小瀬鵜飼が始まりました ~幻想的な鵜飼の世界~
天然鮎づくしの幸せな時間を、ぜひお過ごしくださいね。
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鵜匠の家 岩佐
岐阜県関市池尻74
(0575)22-1862
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岐阜県美濃市永重町1949-1
町家 ホテル baison
0575-29-3376
~江戸から明治時代にかけて造られた商家が並ぶ商家町「うだつの上がる町並み」~
岐阜県関市 天然鮎料理 鵜匠の家 岩佐 紹介ブログ
小瀬鵜飼