

2020年10月にオープンした岐阜関ケ原古戦場記念館。
迫力あるシアターや体験型の展示など、とても人気の高い施設になっています。
当館から車で60分。ぜひ一度立ち寄られれみては、いかがでしょうか。
●岐阜関ケ原古戦場記念館 外観
駐車場は建物横など、周辺に沢山ありますよ。
●エントランス周辺
訪れた日はPRイベント「島津義弘と関ケ原の戦い」が開催中でした。
新しい建物という事もあり、とてもきれい。
岐阜関ケ原古戦場記念館のなかでも特に人気の高い映像展示(グラウンド・ビジョンとシアター)は事前予約制になっていますが、空いている日は予約無しでも見る事が出来るようです。
訪れた日は平日で比較的空いていたため、当日受付で予約する事が出来ました。(事前予約せずに訪れる場合は、電話で念のため混雑具合を確認されてからの方が確実です)
到着から10分後の映像展示に参加。まずはグラウンド・ビジョンから。
時間になると薄暗い待合スペースに案内され椅子に着席。待っている間も壁面に映像が映し出され期待が高まります。
1Fの映像展示はどちらも撮影不可のため写真でご紹介できませんが、床面に楕円形のスクリーンがあり立ちながら映像を見るスタイル。
関ケ原の戦いにいたるまでの流れと、合戦の規模の大きさをイメージできるような分かり易い動画を見る事ができます。
グラウンド・ビジョン終了後、シアターへ。
小さな映画館のような空間になっており、縦4.5m、横13mのオーバル(楕円)型スクリーンがあります。
このシアター映像、合戦の臨場感を感じられる工夫がたくさん!
映像にあわせて椅子が振動、風が吹き、光と音の演出で感動。
スクリーンから飛び出てくるような感じで自分も参戦してるような不思議な体験でした!
ぜひ多くの方々に体験して頂きたい、おすすめの展示です。
2F 展示室と戦国体験コーナー
展示室は撮影不可ですので写真でご紹介できませんが、関ケ原の戦いの発端から終結までを実物資料等を交えて紹介しています。
また関ヶ原の戦いの後、江戸時代以降に合戦がどう語られてきたのかがわかる展示なども有ります。
展示室では美濃和紙にまつわる展示を発見しましたよ。
「徳川家康の采配」(レプリカ)
家康が関ヶ原の戦いで軍勢を指揮する時に使用する采配の紙を美濃市の紙漉き職人・庄司彦左衛門らに申し付けたと言われているんです。
戦いに勝利した事から縁起が良いと采配の紙はもちろん、障子紙などにも多く使われるように。江戸幕府の御用紙となったそうです。
貴重な展示をぜひ、ご覧になってくださいね。
美濃和紙の里会館 常設展示でもご覧いただけますよ。
戦国体験コーナー
火縄銃や槍・刀を実際に持ち、重さを体感することが出来ます。思っていたよりずっしり重たく驚き!
撮影コーナーでは戦国武将になりきって陣羽織や刀を持ち、合戦風景との合成写真の撮影が出来ますよ。
5F展望室
関ヶ原一帯が一望できる開放的な空間。桃配山~笹尾山まで見ることが出来ます。
三成くんロボ
この日は三成くんロボが展示室内で色々案内をしてくれました。合計11か所ものポイントを一つ一つ、声と映像で説明。これがとっても分かり易い!
展示内容は以上で終了。岐阜関ケ原古戦場記念館内にはレストランとお土産コーナーを併設しています。
レストラン
食事・飲み物共に充実。ガラス張りの窓から屋外の風景を眺めながらのんびりするのがオススメ。
お土産コーナー
充実の品ぞろえ。お土産に困る事はありません!
岐阜関ケ原古戦場記念館外に出ると、すぐそこは家康の最後陣跡。
周辺は他にも各陣跡が残っており、竹矢来や馬防柵が復元されているところも。それぞれを巡る旅も良さそうですね。
臨場感あふれるグラウンド・ビジョンとシアター、そして貴重な展示物。
周辺散策しながら歴史に触れてみてはいかがでしょうか。
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岐阜関ケ原古戦場記念館
岐阜県不破郡関ケ原町関ケ原894-55
TEL: 0584-47-6070
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岐阜県美濃市永重町1949-1
町家 ホテル baison
0575-29-3376
~江戸から明治時代にかけて造られた商家が並ぶ「うだつの上がる町並み」美濃~
岐阜関ケ原古戦場記念館 紹介ブログ
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美濃 町家 ホテルbaison